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これから会社をつくるならどうするべきか
 今すぐに事業を興したい、早く会社を作りたい、という方は、株式会社が簡単にできる来年の4月まで待つというのは難しいでしょう。会社はあくまでビジネス形態のひとつですので、法改正を待っていてビジネスチャンスを失うのは本末転倒になってしまいます。

 では、今すぐに会社を作りたい方はどの会社を選ぶべきなんでしょうか?

 結論から言うと、来年から資本金の規制がなくなるのが分かっているので、今の資本金のハードルは無視して、用意できる金額で確認会社を設立するという形がよいと思います。

 確認会社の場合、現行法では5年以内に現在の最低資本金(株式1000万円・有限300万円)を充実させることが義務付けられていますが、来年からは最低資本金という考え方がなくなるわけですから、増資をする必要もなくなるわけです。

 また、普通の株式会社を設立できるだけの資本金(1000万円)を用意できる方でも、消費税の特例(※)のことを考えると900万円くらいの確認株式会社を設立することをお勧めします。

 次に、確認会社を作るとして確認有限会社にするべきか、確認株式会社にするべきかについてです。

 来年、有限会社法の廃止が決まっていますので、基本的には株式会社を設立する方が良いでしょう。現行法で有限会社を設立して、新会社法のもとで有限会社から新株式会社に変更するということも考えられますが、商号の変更に関する手続きが必要となるのは面倒ではないでしょうか? また、商号が有限から株式に変わっただけであっても、銀行口座の名義や印鑑、各種契約名義などたくさんのものを変更しなければならないでしょう。そういった作業は、想像以上に面倒くさい作業といえるでしょう。

 これらのことを考えると、やはり今の段階から株式会社にしておくことをお勧めします。なお、新会社法施行前に設立された有限会社は、そのまま有限会社として存続させることもできます。

 以上のことを総合的に勘案すると、現時点で会社設立する場合には、確認株式会社を選択されるのが良いのではないかと思います。

消費税の特例とは・・・
資本金1000万円に満たない法人を設立した場合、基準期間(前々事業年度)が無いため、原則として消費税の納税義務が免除されます。
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